シロッコの中古車を購入する際の注意点やシロッコの特徴とモデルチェンジの推移など購入に関わる情報を掲載中。
フォルクスワーゲンの車はどこかお洒落な雰囲気を醸し出しています。そのフォルクスワーゲンの車種の中でスポーティモデルとして大きな注目を集めているのがシロッコです。シロッコの特徴、そして中古車事情を見てみましょう。
日本で一番売れている外国車ブランド、ご存知でしょうか?この答えは実は意外なものかもしれません。
BMWやメルセデスベンツを想像する人も多いでしょうが、正解は「フォルクスワーゲン」なのです。
フォルクスワーゲンはドイツの自動車メーカーで、高級車というよりも大衆車メーカーとして知られていますので、様々な車種が販売されています。
高級なものもあれば、大衆が入手しやすい額で提供している車もあります。
様々な車種がラインナップされているのもフォルクスワーゲンの特徴ですが、その中でもスポーティーな車種として高い人気を博しているのが「シロッコ」ですしょう。
初登場は1974年。
その後1982年に一度モデルチェンジが行われたものの、「コラード」の登場のおかげで1992年には生産が終了してしまいました。
ですがそれから10年以上が経過した2006年のパリサロンで「アイロック」というコンセプトカーが登場。
その二年後には「シロッコ」として登場。
コラードは1995年に生産終了となっていた事からフォルクスワーゲンとしては13年ぶりのクーペモデルとなりました。
グレードは2種類で、お値段の方は350万円と379万円のものが用意されています。
フォルクスワーゲンのクーペという事で注目度も高く、もちろん日本でも販売されている一台なのですが、シロッコの中古車事情を見てみましょう。
シロッコの中古車は数にするとそこまで出回っていはいません。
全国レベルで見ても数十件程度でしょうか。
そのほとんどがいわゆる「新古」といった状況でしょうか。
走行距離もほとんどが2万kmにすら到達していません。
フォルクスワーゲンの自動車は最近は品質も向上している事もあり、シロッコの中古車の状態はとても素晴らしいものがあります。
一方で価格の方も崩れていません。
200万円を切るものはまずありません。
走行距離が「万」にまで到達していると250万円を切るものも出てくるのですが、300万円前後が相場といった所でしょうか。
装備によっては400万円に迫る勢いのものもあります。
シロッコはクーペタイプではありますが4シートです。
2ドアではありますが、充分に4人乗る事が出来ますので、クーペではありますが、ファミリーカーとして機能しない事もないでしょう。
色は白、青、緑、黒と用意されていますが、中古車市場に一番出回っているのは定番ではありますが白でしょう。
シロッコはスポーティなモデルです。
車高が低めな点も乗っていて、また、運転していた楽しい一台と言えるでしょう。
中古車を購入する際のチェックポイントとしてはやはり装備品でしょうか。ホイールは純正のものが多いのですが、HDDナビたレザーシートが装備されているものが多く、更にはETCを搭載したものも多いため、装備品に関してはシロッコは中古車でも充実していると言えるでしょう。それを考えると、あれこれいろいろと弄りたい人より、完成度の高い一台が欲しい人向けの一台と言えるのではないでしょうか。
また、少し落ち着いた雰囲気も演出してくれていますので、大人も楽しめるスポーティモデル、それがシロッコでしょう。
燃費も15.4km/Lを記録していますので、この手のスポーティモデルとしては悪いものではありませんから、完成度の高い一台が欲しい人にとってはお勧めの一台です。
2ドアですので雰囲気もありますし、何かと楽しめる一台です。
格安で入手したいと思う人もいるかもしれませんが、中古車市場で出回るのはまだまだ状態が良いものが多いため、価格も高めです。
登場が2008年ではありますが、日本使用への輸入は2009年の5月です。
初回の車検すら済ませていないオーナーもいるでしょうから、格安の中古車を入手したいのであればもう少し時間が必要かもしれません。
まだまだ値崩れしていない点もまた、価値を高めていると言えるのかもしれませんが、値段が落ちてくれば真剣に購入を考える人も増えるのではないでしょうか。