ルノー・メガーヌの中古車を購入する際の注意点やルノー・メガーヌの特徴とモデルチェンジの推移など購入に関わる情報を掲載中。
「ルノーと言えばメガーヌ」と言っても過言ではないほど有名な車種ですが、メガーヌがどのような車種なのか。そしてメガーヌの中古車市場はどのようなものとなっているのかを併せて見ていくとしましょう。
メガーヌがデビューしたのは1995年です。
ルノーを代表する車種といっても過言ではないほど高い人気を博しているのですが、元々はルノーの「19」の後継車種としてデビュー。5ドアのハッチバックと2ドアのクーペボディがラインナップされていました。
ディーゼルタイプも用意されており、更にはフランスでLGP自動車ブームが起きた事からGPL車もラインナップされました。
2002年にはモデルチェンジが行われます。
とにかくボディのシルエットが個性的で「芸術の国の自動車メーカー」だと多くの人が様々な思いを抱いたのではないでしょうか。
二代目モデルもまた、ハッチバックタイプから4ドアセダン、5ドアワゴン、クーペカブリオレなど様々なバリエーションが展開されており、2003年のヨーロッパカーオブザイヤーを獲得するなど高い評価を得ています。
そして2008年には再びモデルチェンジ。
登場当初は5ドアのハッチバックと3ドアのクーペタイプがラインナップされていました。
二代目モデルは良くも悪くも「個性的」と評されていたのですが、三代目モデルは割りと凡庸なデザインとなっています。
これは二代目モデルがアクが強すぎたために拒否反応を示した人が多かった事から、ボディのシルエットを再び変えたとも言われています。
先代モデルより若干大きくなってしまっているのですが、軽量素材を多様しているために車重の方は軽くなっています。
シリーズ初となるCVTを導入。さらには車両の95%がリサイクル可能な素材を利用しているなど、何かと新戦略が目に付きます。
2009年にはスポーツツアラー、いわゆるステーションワゴンタイプが登場。
更には「メガーヌ・ルノー・スポール」が登場。
こちらはエレガントさを強調した「プレミアムライン」とスポーツライクな「GTライン」が登場。充実した装備となっています。
それだけルノーにとってメガーヌが「代名詞」とも言えるのでしょう。
グレードは様々なタイプが用意されています。右ハンドルだけではなく、左ハンドルのものも用意されていますし、トランスミッションも4ATと6MT。排気量は1.6Lと2.0L。
価格の方ははベースグレードが250万円での提供となっていますが、ルノースポールの右ハンドルは400万円と、価格帯も幅広いものとなっています。
それだけ選択肢が多い一台とも言えるでしょう。
メガーヌの数は全国で100件前後といった所でしょうか。そこまで多くはないのですが、ルノーの車種の中では一番多いですね。
この部分でも「ルノーの代名詞」だという事が理解出来るのではないでしょうか。
価格帯の方は正規価格同様幅広いものとなっています。
安いものですと数十万円でも購入出来るものもありますが、それは二代目モデルや初代モデルですね。
こちらのモデルですと、走行距離が短いにも関わらず、驚きの価格で提供されている事も珍しくありません。
現行モデルのスポールモデルですとさすがにそれなりの価格となっていますが、基本的にはかなりリーズナブルな相場となっています。
走行距離もそこまで長いものは珍しいほどで、数万km程度のものが多いですね。
ワンオーナーという事なのでしょうが、おかげで状態が良いものも多く、ルノーの購入を考えている人であればこの相場価格帯は嬉しい現実でしょうね。
現行モデルの走行距離が数千kmにも満たない車種でさえ200万円代前半、あるいは200万円を切っているものまでありますから。
とはいえ、気を付けなければならない部分もあります。
それはメガーヌはガソリンがハイオクになりますので、この点だけは予め理解しておかなければならない部分でしょうね。
とはいえ、車体的にはお買い得感のある相場となっています。